CryptoTracer
料金の確定性と、報告書を自分で検証できること
費用の明朗さ・調査技術・運営の透明性を徹底比較
公式サイト・特商法表記・法人登記を1社ずつ確認。出金できない、追加送金を求められたなど、 仮想通貨詐欺の被害状況に合う相談先を選べます。
費用の総額を確定させたいならCryptoTracer(1件9,800円の定額)、対面やフリーダイヤルで相談しながら進めたいなら 料率型の会社という分かれ方になります。当サイトが12社の公式サイト・特定商取引法に基づく表記・ 国税庁の法人番号を照合したところ、8社は「被害金額の2%〜」という料率型で上限が公表されておらず、 被害額に連動しない定額料金を公表していたのは3社で、なかでも最も安いのがCryptoTracerでした。ただしCryptoTracerはフリーダイヤルや対面での相談窓口がなく(電話・LINE通話での相談は10:00〜19:00)、対応チェーンもBTC・ETH・BSC・Polygon・TRON・Solanaの6つに限られます。
12社を横並びで確認した結果、差がついた最大のポイントは「調査費用の決まり方」と「報告書を自分で検証できるか」の2点でした。 12社のうち8社は「被害金額の2%〜」「被害金額の2.8%〜」という料率型を採用しています。 どの会社も「2%」ではなく「2%〜」と書いている点に注意してください。示されているのは下限だけで、上限は公表されていません。 事案の難易度によって料率は引き上げられ、最終的に10%や20%規模になるケースもあると言われています。 被害額1,000万円なら、2%で20万円、20%なら200万円。契約するまで総額が確定しないということです。
この2点をどちらも満たしていたのが1位のCryptoTracerです。 被害額に左右されない定額制で、報告書には実際のトランザクションハッシュが記載されるため、 受け取った側が公開ブロックエクスプローラーで内容を確かめられます。
費用の差は、被害額が大きいほどはっきり出ます。調査費用シミュレーターにご自身の被害額を入れると、 料率型の会社に依頼した場合との差額が確認できます。 報告書の中身にも考え方の違いがあるので、調査報告書の中身はどう違うのかもあわせてご覧ください。
なお今回の調査では、公式サイトに載っている所在地と登記上の現住所との一致を確認できなかった会社が複数ありました。 短期間に商号や本店を何度も変えている会社もあります。そのため当サイトでは住所ではなく法人番号を掲載し、 国税庁のサイトでご自身が最新情報を照合できる形にしています。各社ページには、 どこまでを一次情報で確認できたかもそのまま記載しています。
被害額に連動しない定額制。報告書のトランザクションハッシュを自分で検証できる
各社を6つの軸で採点し、スコアをそのまま公開しています。順位はスコアの単純合計ではありません。被害に気づいた直後の方が実際に動き出せるかを重視し、6つ目の軸「相談のしやすさ」を重く見て編集部が決定したうえで、各社に「この順位にした理由」を明記しています。
総額が事前に分かるか。被害額に連動する料率型か定額型か。中途解約時の返金規定が示されているか。
ブロックチェーン解析の手法が具体的に説明されているか。第三者が検証できる形で結果が示されるか。
相談から一次回答までの速さ。受付時間の広さ。契約・面談などの手続きの重さ。
運営会社名・法人番号・特商法表記・各種ポリシーが公開され、かつ登記内容と一致しているか。
対面対応の可否。被害届の提出や弁護士への引き継ぎをどこまで支援してくれるか。扱える詐欺の範囲。
相談窓口の数と受付時間の長さ。匿名のまま、予備知識がないままでも相談を始められるか。被害直後に動き出すまでのハードルの低さ。
「返金実績◯件」「満足度No.1」といった、第三者が検証できない自社申告の数値は加点していません。 口コミも、投稿者を確認できないものは評価に含めていません。実際に、同一文面の「お客様の声」が 資本関係のない複数社の紹介ページに掲載されている例が確認できたためです。
会社概要・料金・相談方法・受付時間のページを1社ずつ閲覧。表示できない場合はその旨を記載。
販売価格・支払い方法・運営責任者・電話番号・中途解約時の返金割合を確認。
商号・本店所在地・法人番号の指定年月日に加え、過去の商号変更・本店移転の履歴まで照会。
調査日:2026年。公式サイトの記載と登記が食い違っていた場合は、どちらがどう違うかを各社ページに明記しています。
6軸のスコア、料金体系、調査手法、運営会社の情報開示状況を横並びにしました。法人番号は国税庁の法人番号公表サイトで照合済みです。番号をそのまま同サイトに入力すれば、最新の商号・所在地をご自身で確認できます。「不明」は公式サイト上でその記載を確認できなかった項目です。
| 比較項目 | 10千羽リサーチ | |||||||||||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 費用の明朗さ | 5.0 | 4.6 | 4.3 | 3.4 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 4.0 | 3.6 | 4.0 | 3.4 | 1.5 |
| 調査技術・再現性 | 4.7 | 4.0 | 3.2 | 3.0 | 4.3 | 4.2 | 4.1 | 4.0 | 3.8 | 4.0 | 3.2 | 2.0 |
| 初動スピード | 4.9 | 4.5 | 3.6 | 4.2 | 4.2 | 4.5 | 4.2 | 4.0 | 4.1 | 4.0 | 4.0 | 1.5 |
| 運営の透明性 | 4.8 | 4.0 | 2.6 | 1.4 | 4.2 | 3.8 | 3.9 | 3.9 | 3.2 | 3.7 | 1.4 | 2.6 |
| サポート体制 | 3.8 | 3.5 | 3.0 | 3.2 | 4.4 | 4.2 | 4.0 | 3.6 | 4.3 | 3.9 | 3.4 | 2.0 |
| 相談のしやすさ | 4.5 | 4.0 | 3.6 | 4.7 | 4.4 | 4.5 | 3.9 | 3.4 | 4.5 | 3.9 | 3.8 | 1.5 |
| 運営会社 | 株式会社ベスト | 株式会社TPtech | AinoTe(屋号/運営責任者 鈴木大二郎) | 不明 | Block Trace Japan株式会社 | サイバーガード株式会社 | Crypto Lab Insight株式会社 | OMGサービス合同会社 | 株式会社CREAS&Co. | 千羽ホールディングス株式会社 | 不明 | 合同会社リサーチ |
| 法人番号 | 7340001027308 | 1230001021533 | 記載なし(法人登記を確認できず) | 不明 | 1010001254972 | 7021001084387 | 4010501054960 | 7011003018963 | 2010501047520 | 8010001244190 | 不明 | 7010003047007 |
| 法人番号の指定 | 令和7年5月7日(2025年5月) | 令和8年8月3日(2026年8月) | 記載なし(法人登記を確認できず) | ― | 令和7年5月14日(2025年5月) | 令和7年2月6日(2025年2月) | 令和7年11月5日(2025年11月) | 令和6年4月19日(2024年4月) | ―(旧商号からの継続法人) | 令和6年4月17日(2024年4月) | ― | 令和7年4月9日(2025年4月) |
| 費用 | 1件 ¥9,800(税込)の定額 | 1件 ¥11,980(税込)の定額 | 1件 ¥13,900の定額 | 被害金額の2.8%〜 | 被害金額の2%〜 | 被害金額の2%〜 | 被害金額の2%〜 | 被害金額の2%〜 | 被害金額の2.8%〜(相談・解析調査は0円) | 被害金額の2%〜 | 被害金額の2.8%〜(1次調査は0円) | 記載を確認できず |
| 調査期間の目安 | 最短翌日 | 最短翌日 | 最短翌日 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 | 2週間前後 |
| 調査手法・技術力 | 独自システムによる自動追跡+担当者検証 | 公開記録の追跡+ミキサー・ブリッジ・DEX経由の判定 | ブロックチェーン上の公開記録の確認と整理 | 記載なし | ブロックチェーン解析+取引所への凍結要請・照会対応 | ブロックチェーン×独自トラッキングシステム | 独自データベース照合+デジタルフォレンジック | ブロックチェーン分析+独自の詐欺業者データベース | 独自システムによるサーバー・IP特定+資金追跡 | 独自トラッキングシステム+デジタル痕跡調査 | 自社トラッキングシステムによる通貨所在地の特定+詐欺元の調査 | ブロックチェーン解析による資金追跡(プレスリリースの記載) |
| 海外案件 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 不明 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 対応可能 | 不明 |
| 無料相談 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし |
| LINE相談 | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | あり | なし |
| 支払い方法 | クレジットカード決済(Stripe)・銀行振込 | クレジットカード決済(Stripe) | クレジットカード決済(Stripe)・銀行振込 | 不明 | 不明 | クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済 | クレジットカード・銀行振込 | クレジットカード・銀行振込 | 不明 | クレジットカード・銀行振込 | 不明 | 不明 |
| 詳細 | CryptoTracerの詳細を見る | 日本仮想通貨被害協会の詳細を見る | ハートアシストの詳細を見る | 仮想通貨調査団の詳細を見る | Block Trace Japanの詳細を見る | サイバーガードの詳細を見る | Crypto Lab Insightの詳細を見る | OMGサービスの詳細を見る | ユニバーサルセキュリティシティの詳細を見る | 千羽リサーチの詳細を見る | マイクロシステムズの詳細を見る | 仮想通貨詐欺返金支援センターの詳細を見る |
※2026年時点で、各社の公式サイト(会社概要・特定商取引法に基づく表記)と国税庁「法人番号公表サイト」を 当サイト編集部が1社ずつ確認して作成しました。「不明」は記載を確認できなかった項目です。 所在地は移転により短期間で変わるため掲載していません。法人番号を国税庁のサイトに入力すれば、最新の商号・本店所在地をご自身で確認できます。 内容は変更される場合があるため、依頼前に必ず各社にご確認ください。
各社の料金・調査期間・運営会社をもう少し詳しく見たい方は、仮想通貨詐欺の調査会社12社の一覧ページにまとめています。
ここからは各社の詳細です。基本情報・評価スコア・メリット・デメリット・この順位にした理由を1社ずつ確認できます。掲載内容は各社の公式情報と法人登記をもとに整理しており、特定の会社への相談を促すものではありません。
費用、技術、初動、運営情報、相談窓口を一次情報で比較。各社の弱点も含めて評価しています。
料金の確定性と、報告書を自分で検証できること
定額料金と、調査が成立しなかった場合の返金規定
定額料金と、できないことを先に明示している姿勢
先に断っておきます。この順位は6軸のスコアを単純に合計したものではありません。 合計点だけで並べれば、運営情報の開示が進んでいる会社が上位に集まります。 ただ、それはすでに落ち着いて比較検討できる方にとっての最適解であって、 被害に気づいた直後の方にとっての最適解とは限りません。
実際にこのページを開く方の多くは、「出金できない」と気づいた直後で、 手元にTXIDもなく、何を聞かれるかも分からない状態です。その段階でまず必要なのは、今すぐ連絡がつき、予備知識がなくても話を聞いてくれる窓口です。 そこで当サイトでは、申し込む前に総額が確定することと、 6つ目の軸として設けた「相談のしやすさ」の2つを、順位を決める際に重く見ています。
2位・3位の2社は、6軸の合計点では5位・6位の会社を下回ります。それでも上位に置いているのは、費用が件数あたりの定額制で、申し込む前に総額が確定するためです (日本仮想通貨被害協会は1件 ¥11,980(税込)の定額、ハートアシストは1件 ¥13,900の定額)。 一方で調査技術と運営情報の開示は1位ほど進んでおらず、ハートアシストは法人登記そのものを確認できていません (運営の透明性2.6点)。 4位の仮想通貨調査団にいたっては運営会社の記載がなく、運営の透明性は1.4点。 それでも掲載しているのは、「相談のしやすさ」が掲載12社で最も高く(4.7点)、 氏名も電話番号も伝えずLINEだけで一次相談まで進める会社が他にないからです。 費用が発生する契約に進む前に運営主体を確認してください、という注意書きとセットで掲載しています。
各社カードの「◯位の決め手」に、その会社を今の順位に置いた理由を1行で明記しています。 スコアの内訳と決め手の両方を見て、ご自身の状況に合うかを判断してください。 評価方法の全体像は運営者情報・評価基準で公開しています。
定額料金と、調査が成立しなかった場合の返金規定
定額料金と、できないことを先に明示している姿勢
匿名のまま相談を始められるハードルの低さ
1件¥9,800の定額制。実TXIDを明記した報告書をオンライン完結で受け取れる
編集部コメント:掲載12社のうち、被害額に連動しない定額料金を公表している3社のなかで最も安い会社。他社の「2%〜」は下限表示で上限が公表されておらず、料率が引き上げられれば被害額1,000万円で200万円規模にもなり得ます。1件¥9,800で総額が確定する点と、報告書に実トランザクションハッシュが明記され受け取った側が検証できる点を、最も高く評価しました。
CryptoTracerは、仮想通貨詐欺の送金経路調査を「1件¥9,800(税込)」の定額で提供しているサービスです。当サイトが確認した範囲で、被害額に連動しない定額料金を公表しているのは掲載12社のうち3社で、そのなかで最も安い金額です。
残る8社の料金表記は「被害金額の2%〜」「被害金額の2.8%〜」で、いずれも末尾に「〜」が付いています(1社は料金の記載自体を確認できませんでした)。つまり2%や2.8%は下限であって、確定した料率ではありません。上限はどこにも公表されておらず、事案の難易度・調査範囲・海外案件かどうか・経由したウォレットの数などによって引き上げられ、最終的に10%や20%規模になるケースもあると言われています。
CryptoTracerの詳細レビューを読む →| 運営会社 | 株式会社ベスト |
|---|---|
| 法人番号 | 7340001027308 |
| 法人番号の指定 | 令和7年5月7日(2025年5月) |
| 相談方法 | LINE・LINE通話・電話・Webフォーム・メール |
| 支払い方法 | クレジットカード決済(Stripe)・銀行振込 |
| 費用 | 1件 ¥9,800(税込)の定額 |
| 調査期間の目安 | 最短翌日 |
| 調査手法 | 独自システムによる自動追跡+担当者検証 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
送金1件11,980円(税込)の定額。成功報酬なしで、調査が成立しなければ全額返金
編集部コメント:料金が送金1件11,980円(税込)の定額で、成功報酬を取らないと明記している点を評価しました。着手前のキャンセルは全額返金、着金先を特定できず調査が成立しなかった場合も、到達点までを記載した報告書を出したうえで全額返金と、空振りに終わったときの扱いまで公表しています。一方で運営元の法人番号の指定は2026年8月で、設立からの期間はまだ短い組織です。
日本仮想通貨被害協会は、暗号資産の詐欺・不正送金の相談を受け付け、ブロックチェーン上の記録を調査して報告書にまとめる民間の任意団体です。相談窓口の運営と調査は株式会社TPtechが担当しています。同協会は「公的機関、消費生活センター、金融庁所管の自主規制団体のいずれでもない」と自ら明記しており、名称から公的な団体と誤解されないよう先に断っています。
料金は送金1件(1トランザクション)あたり11,980円(税込)の定額で、成功報酬は取らないとしています。申込みは1件から最大10件までで、支払いはStripeによるクレジットカード決済です。調査可否の事前確認は無料で、相談だけなら費用はかかりません。
日本仮想通貨被害協会の詳細レビューを読む →| 運営会社 | 株式会社TPtech |
|---|---|
| 法人番号 | 1230001021533 |
| 法人番号の指定 | 令和8年8月3日(2026年8月) |
| 相談方法 | LINE・メール・電話 |
| 支払い方法 | クレジットカード決済(Stripe) |
| 費用 | 1件 ¥11,980(税込)の定額 |
| 調査期間の目安 | 最短翌日 |
| 調査手法 | 公開記録の追跡+ミキサー・ブリッジ・DEX経由の判定 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
送金1件13,900円の定額。LINEとメールで完結する記録整理サポート
編集部コメント:料金が1件13,900円の定額で総額が先に決まる点と、「返金保証・法律相談・代理交渉・返金請求代行は行わない」と自ら明示している点を評価しました。ただし運営は屋号での個人運営で、国税庁の法人番号公表サイトで照合できる法人の登記は確認できませんでした。特定商取引法に基づく表記にも電話番号がなく、連絡手段はLINEとフリーメールに限られます。
クリプトトレース・ハートアシストは、仮想通貨で送金してしまった詐欺被害について、ブロックチェーン上の記録を確認し、警察・弁護士・取引所へ相談するための資料にまとめるサービスです。送金先アドレスや取引IDの確認、資金の流れの整理、相談用レポートの作成までを行うとしています。
料金は1件13,900円の定額です。追加の調査が必要な場合は事前に説明するとしています。支払いはStripeによるクレジットカード決済のほか、銀行振込にも対応しています。相談はLINEとメールで、申込みから結果の受け取りまでオンラインで完結します。海外の取引所が絡む案件にも対応すると、編集部の問い合わせに対して回答がありました。
ハートアシストの詳細レビューを読む →| 運営会社 | AinoTe(屋号/運営責任者 鈴木大二郎) |
|---|---|
| 法人番号 | 記載なし(法人登記を確認できず) |
| 法人番号の指定 | 記載なし(法人登記を確認できず) |
| 相談方法 | LINE・メール |
| 支払い方法 | クレジットカード決済(Stripe)・銀行振込 |
| 費用 | 1件 ¥13,900の定額 |
| 調査期間の目安 | 最短翌日 |
| 調査手法 | ブロックチェーン上の公開記録の確認と整理 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:氏名や電話番号を入力せず、LINEのみで一次相談まで進められる受付構成を確認しました。一方で運営会社の情報が公開されていないため、運営の透明性は低く評価しています。
仮想通貨調査団は、「内密かつ迅速な対応」で詐欺被害からの早期回復をサポートするとうたうサービスです。相談窓口はLINEのみで、電話やメールフォームは用意されていません。24時間365日の受付をうたっています。
実際に公式サイトを確認したところ、ページ全体が画像で構成された1枚のランディングページで、テキストとして読み取れる情報はほとんどありませんでした。サイト内の外部リンクはLINEの友だち追加リンクが1本あるのみです。
仮想通貨調査団の詳細レビューを読む →| 運営会社 | 記載なし |
|---|---|
| 法人番号 | 記載なし |
| 法人番号の指定 | ― |
| 相談方法 | LINE |
| 支払い方法 | 記載なし |
| 費用 | 被害金額の2.8%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | 記載なし |
| 海外案件への対応 | 不明 |
編集部コメント:自社サイトで個別の詐欺サイト名・ドメイン・手口、そして実際に寄せられた相談事例を継続的に公開している点を評価しました。どんな案件を扱っているかが外から見えるため、依頼前の判断材料が多くなります。
Block Trace Japanは、仮想通貨・暗号資産詐欺に特化した調査会社です。ブロックチェーン解析による資金追跡、取引所への凍結要請・照会対応、調査報告書の作成を事業内容として掲げています。
掲載12社のなかで際立っているのが情報発信量です。公式サイトでは「Kaizavon(kaizavon.net)」「HKE-Bitcoin(hkecoina.top)」といった個別の詐欺サイトを実名・ドメイン付きで検証した記事や、実際に寄せられた相談事例(送金額・請求された名目・経緯)を継続的に公開しています。自社が実際にどんな案件を扱っているかが外から確認できるため、依頼前の判断材料が多くなります。
Block Trace Japanの詳細レビューを読む →| 運営会社 | Block Trace Japan株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 1010001254972 |
| 法人番号の指定 | 令和7年5月14日(2025年5月) |
| 相談方法 | LINE・電話・オンライン面談・対面 |
| 支払い方法 | 記載を確認できず |
| 費用 | 被害金額の2%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | ブロックチェーン解析+取引所への凍結要請・照会対応 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:無料一次調査のスピードと、詐欺サイトごとの検証記事の多さを評価しました。特商法表記・プライバシーポリシーも整備されています。ただし法人番号の指定は2025年2月と新しく、1年余りのあいだに本店を3回移転している点は留意が必要です。
サイバーガードは、ブロックチェーンと独自のトラッキングシステムを組み合わせた調査を行う会社です。仮想通貨詐欺のほか、FX・株式投資詐欺、マルチ商法、SNS・マッチングアプリ詐欺、副業・情報商材詐欺まで対応範囲としています。
特徴は無料の一次調査です。詐欺事案の判別、取引サイトの信用性調査、取引履歴の追跡、仮想通貨の移送先特定までを無料で行い、最短5分で返金の可能性があるかどうかを伝えるとしています。LINEは24時間365日受付で、匿名のままでも相談できると案内されています。
サイバーガードの詳細レビューを読む →| 運営会社 | サイバーガード株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 7021001084387 |
| 法人番号の指定 | 令和7年2月6日(2025年2月) |
| 相談方法 | LINE・電話 |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込・コンビニ決済 |
| 費用 | 被害金額の2%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | ブロックチェーン×独自トラッキングシステム |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:特商法表記で「契約・入金確認後、通常7日程度を目安に調査報告書を納品」と納期を日数で示している点を評価しました。いつ成果物が届くかが事前に分かる会社は多くありません。
Crypto Lab Insightは、仮想通貨詐欺被害の「追跡」と「証拠保全」に特化した調査会社です。過去の詐欺被害から蓄積した独自データベースとブロックチェーン解析を組み合わせ、詐欺組織との関連性を特定するとしています。
評価したのは納期の明示です。特定商取引法に基づく表記に「ご契約およびご入金確認後、通常7日程度を目安に調査報告書を納品いたします」と記載されています。調査期間を「数週間〜数ヶ月」としか示さない会社が多いなかで、目安が日数で示されているのは判断しやすい要素です。
Crypto Lab Insightの詳細レビューを読む →| 運営会社 | Crypto Lab Insight株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 4010501054960 |
| 法人番号の指定 | 令和7年11月5日(2025年11月) |
| 相談方法 | LINE・電話 |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 |
| 費用 | 被害金額の2%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | 独自データベース照合+デジタルフォレンジック |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:無料の一次調査で「資金が取引所に残っているか、凍結の可能性があるか」を数日以内に判断する初動の速さを評価しました。ただし電話受付が平日9:30〜18:30に限られ、掲載社のなかでは窓口が狭い部類です。
OMGサービスは、仮想通貨詐欺の資金追跡に特化した調査会社です。ブロックチェーン分析技術と、過去の被害事例から構築した独自の詐欺業者データベースを組み合わせた追跡を行っています。
同社が前面に出しているのは初動の速さです。無料の一次調査で被害情報をデータベースと照合し、資金が取引所に残っているか、凍結の可能性があるかを数日以内に判断するとしています。仮想通貨詐欺では資金移動が速いため、この初期判断のスピードがその後を左右します。
OMGサービスの詳細レビューを読む →| 運営会社 | OMGサービス合同会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 7011003018963 |
| 法人番号の指定 | 令和6年4月19日(2024年4月) |
| 相談方法 | LINE・電話・メール |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 |
| 費用 | 被害金額の2%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | ブロックチェーン分析+独自の詐欺業者データベース |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
フリーダイヤルと対面相談に対応。解析調査までは無料
編集部コメント:解析調査までを無料とし、警察が被害届を受理するまで電話対応も含めて支援すると明言している点を評価しました。フリーダイヤルと対面相談の両方に対応しているのも掲載社では少数です。
ユニバーサルセキュリティシティは、仮想通貨詐欺を中心に扱う調査サービスです。相談と解析調査までを0円とし、身元特定解析と凍結要請サポートに進む段階で被害金額の2.8%〜が発生する料金体系を公表しています。
評価したのはサポートの手厚さです。被害証明書類の作成にとどまらず、警察への電話や被害の説明も、警察が被害届を受理するまで同社が支援すると明記しています。被害届の提出でつまずく方は多いため、ここまで踏み込んでいる会社は多くありません。
ユニバーサルセキュリティシティの詳細レビューを読む →| 運営会社 | 株式会社CREAS&Co. |
|---|---|
| 法人番号 | 2010501047520 |
| 法人番号の指定 | ―(旧商号からの継続法人) |
| 相談方法 | LINE・電話(フリーダイヤル)・対面 |
| 支払い方法 | 記載を確認できず |
| 費用 | 被害金額の2.8%〜(相談・解析調査は0円) |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | 独自システムによるサーバー・IP特定+資金追跡 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:「証拠がなくても相談できる」を掲げ、ブロックチェーン以外のデジタル痕跡(IPアドレス・SNS投稿など)からも身元特定を目指す方針を評価しました。ただし特商法表記の所在地については、当サイトの確認時点で登記上の本店所在地との一致を確認できませんでした。相談時にご自身でもご確認ください。
千羽リサーチは「証拠がなくても相談できる」ことを強みに掲げる調査会社です。詐欺被害では相手にブロックされ、アプリもサイトも消えて手元に何も残っていないケースが少なくありません。同社は相談者の記憶にあるわずかな情報からデジタル上の痕跡をたどる方針を打ち出しています。
二次調査では、ブロックチェーン解析による資金追跡に加えて、IPアドレスやSNS投稿といったブロックチェーン外の痕跡からも詐欺業者の身元特定を目指します。仮想通貨の追跡だけでは行き止まりになるケースの受け皿として機能します。調査結果は返金交渉や法的手続きの土台となる書類として整理され、弁護士への引き継ぎを想定した形式にまとめられます。
千羽リサーチの詳細レビューを読む →| 運営会社 | 千羽ホールディングス株式会社 |
|---|---|
| 法人番号 | 8010001244190 |
| 法人番号の指定 | 令和6年4月17日(2024年4月) |
| 相談方法 | LINE・電話・メール |
| 支払い方法 | クレジットカード・銀行振込 |
| 費用 | 被害金額の2%〜 |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | 独自トラッキングシステム+デジタル痕跡調査 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
1次調査は0円。自社トラッキングシステムで通貨の所在地を特定するとうたう
編集部コメント:1次調査を0円とし、費用が発生する段階を明示している点は評価できます。一方で、公式サイトは1ページ構成で、運営会社名・法人番号の記載がなく、特定商取引法に基づく表記・利用規約・プライバシーポリシーのいずれのページも確認できませんでした。誰と契約することになるのかがサイト上から分からないため、運営の透明性は低く評価しています。
マイクロシステムズは、仮想通貨詐欺の調査を掲げるサービスです。公式サイトでは「1次調査(通貨所在地の特定)」「2次調査(詐欺元の特定)」「実行(調査レポートの作成)」という3段階の流れを示しており、1次調査は0円、2次調査以降が被害金額の2.8%〜という料金体系を公表しています。
自社が保有するトラッキングシステムで、奪われた通貨が現在どこにあるのかを追跡するとしています。仮想通貨は0.0001単位で分散が可能なため、最も金額の多い口座を特定して所在を通達する、という説明です。ブロックチェーン解析の具体的な手法や、報告書に何が記載されるかについての説明は限定的でした。
マイクロシステムズの詳細レビューを読む →| 運営会社 | 記載なし |
|---|---|
| 法人番号 | 記載なし |
| 法人番号の指定 | ― |
| 相談方法 | LINE・電話 |
| 支払い方法 | 記載なし |
| 費用 | 被害金額の2.8%〜(1次調査は0円) |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | 自社トラッキングシステムによる通貨所在地の特定+詐欺元の調査 |
| 海外案件への対応 | 対応可能 |
編集部コメント:運営元の合同会社リサーチは国税庁の法人番号公表サイトで登記を確認できます。しかし当サイトが確認した時点では、公式サイトがHTTPSでSSL証明書のエラーを返し、HTTPではサーバーの未設定エラーページが表示される状態で、内容を確認できませんでした。料金・特定商取引法に基づく表記・申込み方法のいずれも確認できないため、現時点では依頼先として評価できず、最下位としています。掲載しているのは、検索結果や第三者サイトで名前を見かけた方が状況を確認できるようにするためです。
仮想通貨詐欺返金支援センターは、合同会社リサーチが運営する屋号です。同社は2025年11月にプレスリリースを配信し、ブロックチェーン解析による資金追跡技術を活用した返金支援サービスの開始を発表しています。その後も2026年にかけて複数のプレスリリースが配信されており、検索結果や第三者のまとめサイトでは現在も名前を見かけます。
運営元の合同会社リサーチは、国税庁の法人番号公表サイトで登記を確認できました。法人番号は7010003047007、法人番号の指定は令和7年4月9日です。変更履歴は「新規」のみで、商号変更や本店移転の記録はありません。プレスリリースには代表者名・資本金300万円・設立2025年4月が記載されています。
仮想通貨詐欺返金支援センターの詳細レビューを読む →| 運営会社 | 合同会社リサーチ |
|---|---|
| 法人番号 | 7010003047007 |
| 法人番号の指定 | 令和7年4月9日(2025年4月) |
| 相談方法 | 電話・Webフォーム |
| 支払い方法 | 記載を確認できず |
| 費用 | 記載を確認できず |
| 調査期間の目安 | 2週間前後 |
| 調査手法 | ブロックチェーン解析による資金追跡(プレスリリースの記載) |
| 海外案件への対応 | 不明 |
「被害金額の2%〜」という表記は一見安く見えますが、2%は下限で上限は公表されていません。被害額が大きいほど、そして料率が上がるほど金額は膨らみます。料率を切り替えて、実際にいくらになるのかを確認してから相談してください。
仮想通貨詐欺の調査費用は「被害金額の◯%〜」という料率型が主流で、掲載12社のうち8社がこの方式です。 見落としがちなのが末尾の「〜」で、 2%はあくまで下限。上限は公表されておらず、事案の難易度によって引き上げられます。
定額制の会社では件数分だけ費用が加算されます。料率型の会社は被害総額に対する料率のため、 件数を増やしても表示額は変わりません。
各社が公表している「2%〜」「2.8%〜」の下限で計算した場合。実際の金額はこれ以上になります
¥9,800(この金額で確定)。 料率型の会社に最低料率(2%)を当てはめた場合の目安は¥100,000〜で、差は ¥90,200(約10倍の開き)です。これは下限どうしの比較なので、実際の差はさらに開く可能性があります。
料率型の会社の料金表記は、いずれも下限だけを示した「◯%〜」という形です。上限が書かれていないということは、契約するまで総額が確定しないということです。実際の料率は、 事案の難易度・調査範囲・海外案件かどうか・経由したウォレットの数などによって引き上げられ、 最終的に10%や20%規模になるケースもあると言われています。被害額1,000万円で20%なら200万円です。 このシミュレーターの金額に「〜」が付いているのは、そこから上がる可能性を示すためです。定額制であれば、この不確実性がそもそも発生しません。
※各社が公表している料率・定額料金をもとにした概算です。5%・10%・20%は「〜」の部分が引き上げられた場合を試算するためのもので、 特定の会社がその料率を適用すると当サイトが確認したものではありません。実際の費用は事案の難易度により変動し、最低料金が設定されている場合もあります。 正確な金額は必ず各社の見積りでご確認ください。「被害金額の◯%〜」表記の会社は、成功報酬のほかに着手金が別途必要となる場合があります。 契約前に「最終的にいくらになるのか」「料率が上がる条件は何か」を書面で確認してください。
料率型が主流で、掲載12社のうち8社が「被害金額の2%〜2.8%〜」と表記しています。いずれも下限のみで上限は公表されておらず、被害額1,000万円なら2%で20万円、20%まで上がれば200万円になります。定額型は3社あり、最も安いのはCryptoTracerの1件9,800円(税込)です。被害額がいくらでも金額は変わりません。
暗号資産(仮想通貨)詐欺の相談先として名前が挙がる「調査会社」ですが、警察や弁護士と何が違うのか分かりにくいところです。役割を正確に押さえておくと、依頼すべきかどうかの判断がつきます。
「調査会社に頼めば、だまし取られたお金を取り返してくれる」と期待される方が多いのですが、 調査会社の役割は直接的な資金回収ではなく、その前段階である「調査」と「証拠の作成」です。
仮想通貨詐欺の調査会社が提供する中心的なサービスは、被害の事実と資金の流れを客観的に証明する 「調査報告書」の作成です。弁護士資格を持たない事業者が返金交渉を代行することは 弁護士法第72条で禁じられているため、その役割は「法的手続きの土台を築くこと」に特化しています。
具体的には、ブロックチェーン上の取引記録を専門ツールで解析し、被害者のウォレットから送金された 暗号資産がどのような経路をたどり、最終的にどの取引所に着金したのかを追跡します。 この資金の流れをまとめた報告書が、警察への被害届提出や弁護士による法的手続きで強力な材料になります。
仮想通貨詐欺の解決が難しい最大の理由は、犯人の特定が困難な点にあります。 しかし、仮想通貨の取引はすべてブロックチェーン上に記録されており、この記録は改ざんできません。 つまり「誰か」は分からなくても「どこへ動いたか」は必ず残っているのです。
専門の調査会社は、この記録を解析する技術を持っています。送金した暗号資産がどのウォレットを経由し、 最終的にどの暗号資産取引所に送られたのかが特定できれば、警察への被害申告や取引所への通報に、 警察による捜査につなげられます。
仮想通貨詐欺の相談先として思い浮かぶのは、調査会社・警察・弁護士の3つでしょう。それぞれ役割が異なるため、順番と使い分けが重要です。「返金してほしい」のか「犯人を捕まえてほしい」のかで、最初に行くべき窓口は変わります。
ブロックチェーンを解析して資金の行方を追跡し、報告書にまとめる。他の機関が動くための根拠を用意する。
捜査権も逮捕権もなく、直接お金を取り返すことはできない。返金交渉の代理も法律上できない。
刑事事件として捜査し、犯人を特定・検挙する。被害届を出すことが出発点になる。
目的は検挙であり、被害者個人の金銭回復が最優先ではない。証拠不十分・国際案件では着手のハードルが高い。
相手方や保有資産が判明した後の仮差押え、損害賠償請求訴訟などを担う。取引所への依頼だけで口座情報が開示されるとは限らない。
証拠がなければ動けない。「まず送金先を特定する資料が必要です」と言われるのはこのため。
資金の流れを追跡し、決定的な証拠となる調査報告書を入手する。
報告書を添えることで、警察も捜査に着手しやすくなる。
相手方や保有資産が判明した場合に、返金請求や保全手続きの可否を確認する。
調査会社との契約では、調査範囲・納品物・費用総額・解約条件の確認が必要です。詐欺被害者を狙い、高額な料金を請求するだけで実質的な調査を行わない業者も存在します。返金をうたう二次被害に遭わないための確認事項をまとめました。
会社の正式名称・法人番号・住所・電話番号といった基本情報と、「特定商取引法に基づく表記」が明記されているかを確認します。法人番号が分かれば国税庁の法人番号公表サイトで登記を照合でき、商号変更や本店移転の履歴まで無料で見られます。実際に当サイトが12社を照会したところ、公式サイトに載っている所在地と登記上の現住所との一致を確認できなかった会社が複数ありました。設立から日が浅い会社や、短期間に商号・本店を何度も変えている会社もあります。地図アプリで住所を検索し、実際のオフィスの有無を確かめるのも有効です。
相談時に「どのようなツールや手法で資金を追跡するのか」を質問してみてください。良い回答は『専門解析ツールと独自システムを併用し、お客様のTXIDを起点に、資金がどのウォレットを経由してどの取引所に着金したかを特定します』のように具体的です。逆に『独自のネットワークで調べます』『詳しくは企業秘密です』としか答えられない場合は、技術力を判断する材料がありません。
調査報告書は、弁護士や警察が証拠として扱えるレベルでなければ意味がありません。特に重要なのが、記載された資金の流れを受け取った側が確かめられるかどうかです。実際のトランザクションハッシュが明記されていれば、誰でも公開ブロックエクスプローラーに貼り付けて同じ経路をたどれます。相談時に、個人情報を伏せた報告書サンプルを見せてもらえるか確認しましょう。なお、ページ数の多さは判断材料になりません。詐欺師とのやり取りのスクリーンショットや事件概要図を厚く添付した報告書もありますが、これらは被害届の提出時に警察が端末から自ら撮影・記録するため重複します。詳しくは『調査報告書の中身はどう違うのか』で解説しています。
最も見落とされているのが「被害金額の2%〜」の末尾にある「〜」です。2%は下限であって、上限はどこにも書かれていません。事案の難易度や海外案件かどうかによって料率は引き上げられ、最終的に10%や20%規模になるケースもあると言われています。被害額1,000万円なら、2%で20万円、20%なら200万円。10倍の開きが「〜」の一文字に収まっているわけです。契約前に『最終的な料率はいくらか』『料率が上がる条件は何か』『調査が空振りに終わった場合の支払いはいくらか』を、口頭ではなく書面で確認してください。あわせて中途解約の条件も見ておきましょう。当サイトが特商法表記を確認できた会社では、いずれも『契約から7日以内は50%、14日以内は20%、それ以降は返還なし』と定められていました。定額制であれば、この不確実性がそもそも発生しません。
説明時に確認すべきなのは、親身さだけでなく「調査の限界」が明示されているかです。『100%返金できます』『必ず取り返します』という説明は、返金が保証できない仮想通貨詐欺調査の実態と一致しません。結果を保証する表現が契約条件に含まれていないか確認してください。
調査会社に依頼して最終的に受け取るのは「調査報告書」です。ところが、その中身は会社によって考え方が分かれます。分厚い報告書が良い報告書とは限りません。
暗号資産がどのウォレットを経由し、最終的にどの取引所へ着金したかだけを、実際のトランザクションハッシュ(TXID)とともに記載するタイプです。 掲載社のなかではCryptoTracerがこの形式で、報告書は「概要」「送金経路のルート図」「TXIDを明記した経路一覧表」「結論」の4部構成と公表しています。
資金の流れに加えて、詐欺師とのLINEやチャットのやり取り、詐欺サイトの画面、被害の経緯をまとめた事件概要図などを添付するタイプです。 多くの調査会社がこの形式を採っており、報告書のボリュームは大きくなります。
見落とされがちなのですが、被害届を提出する際、警察は申告者のスマートフォンに残っているやり取りや画面を自ら確認し、必要な範囲を撮影・記録します。 つまり、詐欺師とのLINEのやり取りも、偽の取引所の画面も、警察の側で改めて収集されることになります。
そのため、同じ画像が報告書にも添付されていても、警察が新たに得られる情報が増えるわけではありません。 報告書のページ数は増えますが、捜査を前に進める材料としては重複しているのが実際のところです。
逆に、警察が被害者の端末を見ても絶対に分からないものがあります。 送ってしまった暗号資産がその後どのウォレットを経由し、最終的にどの取引所に着金したのかという情報です。 これはブロックチェーンを解析しなければ分かりません。だからこそ、調査会社に依頼する価値はこの一点に集約されます。
| 報告書に載る情報 | 警察が自力で入手できるか | 報告書に入れる意味 |
|---|---|---|
| 詐欺師とのLINE・チャット履歴 | できる(端末から撮影・記録) | 重複する |
| 偽の取引所・投資アプリの画面 | できる(端末から撮影・記録) | 重複する |
| 被害の経緯をまとめた事件概要図 | 本人の申告から作成できる | 説明は早くなるが必須ではない |
| 送金先ウォレットの資金移動経路 | できない | 極めて大きい |
| 最終的な着金先の取引所 | できない | 極めて大きい |
| 各送金のトランザクションハッシュ(TXID) | できない | 極めて大きい(検証の根拠になる) |
ページ数の多さと、警察や弁護士が動ける材料の多さは別のものです。報告書のサンプルを見せてもらえる場合は、 厚さではなく「TXIDが書かれているか」を確認してください。
実際に調査会社へ依頼した場合、どのようなステップで進むのかを整理しました。無料相談から、調査報告書の受け取り、警察への被害届の提出、弁護士による返金請求までの全体像です。

被害の経緯・被害額・手元にある情報(アカウント名、URL、ウォレットアドレス、TXIDなど)を伝えます。多くの会社はここまで無料で、資金がどこまで動いたかの概算を返してくれます。この時点の回答の具体性が、その会社の実力を測るいちばんの手がかりです。
調査の可否、方法、期間、費用の見積りが提示されます。契約書は隅々まで確認し、追加費用の条件・成果が出なかった場合の扱いを必ず確認してから署名してください。この段階で急かしてくる会社は避けたほうが無難です。
送金先ウォレットを起点に、資金が最終的にどこへ着地したかを追跡します。複数の取引所を経由したり、ミキシングサービスで追跡を妨害されている場合もあります。期間は事案の難易度により、数日〜数ヶ月と幅があります。
追跡結果をまとめた調査報告書を受け取ります。着金先の取引所名、経由したウォレットアドレス、各送金のトランザクションハッシュなどが記載されます。受け取ったら、記載されたTXIDを自分で検索して内容を確かめてください。
報告書を添えて最寄りの警察署またはサイバー犯罪相談窓口へ。資金の流れが資料として示されていることで、捜査に着手してもらいやすくなります。取引所口座の凍結は、警察からの要請によって行われます。
相手方や保有資産が判明した場合、弁護士が仮差押えや損害賠償請求などの可否を検討します。弁護士会照会などを行っても取引所が口座名義を開示するとは限らず、海外取引所では管轄や現地法によってさらに困難になる場合があります。
詐欺被害者を狙った「二次被害」は実際に多発しています。以下の説明をする事業者は、事実と異なることを伝えている可能性が高いと考えてください。

調査会社が独自に口座を凍結することはできません。取引所の口座凍結は、警察からの要請や取引所自身の判断で行われるものです。凍結を約束する説明は事実に反します。
資金がすでに換金・出金されていれば回収は困難です。結果を保証する表現は、その時点で調査を行っていないか、実現できない約束をしていることになります。
弁護士資格を持たない者が報酬を得て返金交渉を行うことは、弁護士法第72条に違反します。調査会社ができるのは証拠の作成までです。
期限を切って契約を急がせる手法は、契約条件を十分に確認させないために使われることがあります。その場では契約せず、料金総額・追加費用・解約条件を持ち帰って確認してください。
手法の詳細をすべて開示する必要はありませんが、どのようなデータを根拠にするのか程度は説明できるはずです。まったく説明できない場合、実質的な調査が行われない可能性があります。
なお、消費生活全般の相談は消費者ホットライン「188」、犯罪の相談は警察相談専用電話「#9110」で受け付けています。 いずれも公的な窓口で、費用はかかりません。
同じ仮想通貨詐欺でも、手口や送った通貨によって、いま取れる手段は変わります。ご自身の状況に近いものからお読みください。
手数料・税金・保証金を請求されている段階の方へ。追加入金を止める判断と、いま確認すべき3つのこと。
詳しく読む →SNSやマッチングアプリで知り合った相手に勧められた投資。被害額277.9億円の手口と、その後の動き方。
詳しく読む →TRON経由のUSDTが指定される理由と、通貨・チェーン別に見た追跡と凍結の現実。
詳しく読む →最初の数日で結果が変わります。証拠保全から相談までを、優先順位をつけて7ステップで。
詳しく読む →「証拠不十分」で帰されないための資料の揃え方。相談窓口の選び方と当日の流れ。
詳しく読む →回収できるケースとできないケースを、資金がたどる4つの段階から整理しました。
詳しく読む →仮想通貨詐欺の調査会社の料金は、被害金額に対する料率型と、件数あたりの定額型の2種類です。当サイトが比較した12社では、8社が「被害金額の2%〜」「2.8%〜」といった料率型、3社が件数あたりの定額型、1社は料金の記載自体を確認できませんでした。注意したいのは、料率型のどの会社も「2%」ではなく「2%〜」と書いている点です。この「〜」は下限だけを示したもので、上限は公表されていません。実際には事案の難易度・調査範囲・海外案件かどうかによって引き上げられ、最終的に10%や20%規模になるケースもあると言われています。被害額1,000万円で2%なら20万円ですが、20%なら200万円です。もうひとつは件数あたりの定額型で、CryptoTracerが1件¥9,800(税込)、日本仮想通貨被害協会が1件11,980円(税込)、ハートアシストが1件13,900円を公表しています。こちらは被害額がいくらでも金額が変わらないため、申込み前に総額が確定します。なお、当サイトが特定商取引法に基づく表記を確認できた会社では、中途解約時の返金割合が「契約から7日以内は50%、14日以内は20%、それ以降は返還なし」と定められていました。契約前に「総額でいくらか」「料率が上がる条件は何か」「途中でやめた場合いくら戻るか」を必ず書面で確認してください。
仮想通貨詐欺の調査会社は、資金の回収そのものを行いません。弁護士資格を持たない事業者が返金交渉を代理することは弁護士法第72条で禁じられているためです。調査会社の役割は、資金の流れを追跡して「調査報告書」という証拠をつくることです。報告書は警察への被害申告や取引所への通報、必要に応じた法的手続きの資料になります。ただし、弁護士への依頼だけで取引所から口座名義などが開示されるとは限りません。「必ず返金できます」「弊社が口座を凍結します」と説明する業者には注意が必要です。
調査会社で資金の行き先を特定し、その結果を持って警察に被害届を出す、という順序になります。理由は、暗号資産取引所が口座名義などの顧客情報を開示する相手が、原則として捜査機関だからです。警察は刑事訴訟法第197条第2項の捜査関係事項照会で取引所に照会できます。一方、弁護士が使える弁護士会照会(弁護士法第23条の2)は、照会を受けた側の報告義務をめぐって解釈が分かれており、顧客情報の保護を理由に拒否されることが少なくありません。国内取引所でも海外取引所でも、弁護士から請求したという理由だけで送金先の情報が出てくると考えないほうが安全です。
お金が戻る経路は主に2つあります。ひとつは、資金がまだ取引所に残っている段階で捜査機関の要請により口座が凍結され、その後の手続きを経て被害者に返還される経路。もうひとつは、被疑者が特定・検挙されたあとに相手方から示談の申し出があり、返金に至る経路です。どちらも起点は「送った資金が最終的にどの取引所へ着金したか」の特定で、この情報は警察が申告者の端末を確認しても出てきません。ブロックチェーンを解析して初めて分かるものです。
弁護士が力を発揮するのは、相手が特定できた後の段階です。損害賠償請求、仮差押え、示談交渉はいずれも弁護士の領域です。逆に、相手も送金先も分かっていない段階で弁護士に依頼しても、取引所から情報を引き出す手段がないため話が前に進みません。順番を間違えると、開示されない情報を待つあいだに資金が動いてしまいます。
海外の詐欺業者が相手でも、資金の追跡は可能です。ブロックチェーン上の取引記録に国境はなく、送金先が海外の取引所やウォレットであっても資金の移動そのものは追跡できます。実際、仮想通貨詐欺の資金は海外取引所に着金するケースが大半です。ただし、着金先の取引所から口座名義人の情報を開示させる段階では各国の法制度が関わるため、追跡と情報開示は別の難易度だと理解しておく必要があります。
相談できます。当サイトが掲載している調査会社が行うのは、ブロックチェーン上に記録された送金の追跡です。被害の入口がSNS型投資詐欺でも、国際ロマンス詐欺でも、偽の取引所でも、送った先が暗号資産のウォレットであれば手順は変わりません。必要なのは送金時のTXID(トランザクションハッシュ)と送金先アドレスで、これがあれば入口の手口にかかわらず調査を始められます。警察庁は「SNS型投資・ロマンス詐欺」としてこの類型の統計を公表しており、被害額は仮想通貨詐欺全体の中でも大きな割合を占めます。手口の見分け方は解説記事にまとめています。ただし、どの入口であっても調査会社が行えるのは資金の行き先を特定して報告書にするところまでで、返金交渉や口座の凍結はできません。
被害届を提出した後でも、調査は依頼できます。むしろ並行して進めるほうが有利なケースが多いです。警察は刑事事件としての捜査を、調査会社は民事での返金請求に必要な証拠収集を担います。調査会社が作成した報告書を追加資料として提出することで、捜査が進展するきっかけになることもあります。すでに「証拠不十分」と言われている場合ほど、資金の流れを示す資料を用意する価値があります。
多くの調査会社は、TXIDが分からない状態でも相談を受け付けています。ただし調査に着手するには、TXID(トランザクションハッシュ)か送金先ウォレットアドレスのいずれかが必要です。この2つがあれば、ブロックチェーン上の取引を正確に特定できます。TXIDは国内取引所の送金履歴や出金履歴に表示されていることが多く、見つからない場合は利用した取引所のサポートへ出金日時・通貨・数量を伝えることで確認できる場合があります。スクリーンショット、相手とのやり取り、送金日時など、手元に残っている情報は削除せず保存してください。
当サイトが各社の所在地を載せていないのは、調査会社が本店を移転していることが多く、住所を掲載しても短期間で古くなってしまうためです。実際、当サイトが12社を照会したところ、公式サイトに載っている所在地と登記上の現住所との一致を確認できなかった会社が複数ありました。他のランキングサイトが載せている住所についても同様です。かわりに当サイトでは法人番号を掲載しています。国税庁の法人番号公表サイトにその番号を入力すれば、常に最新の商号・本店所在地・過去の移転履歴を無料で、数秒で確認できます。契約前に必ずご自身で照合してください。
「スポンサー」は広告枠を示す表示で、Googleがサイトの内容を評価して選んだ結果ではありません。表示される順番は、広告主が支払う入札額と広告の評価で決まります。Googleが内容を評価して並べた通常の検索結果は、その下から始まります。同じ画面に並んでいても、上の枠は「お金を払って出しているもの」、下は「評価されて並んでいるもの」で、性質がまったく違います。
料金にも構造的な影響があります。検索連動型広告はクリックのたびに費用が発生し、問い合わせにも契約にも至らなかったクリックにも同じ費用がかかります。仮想通貨詐欺のように競合が多くクリック単価の高い分野では、1件の契約に至るまでに何十回分ものクリック費用が積み上がります。その費用の出どころは、最終的に依頼者が支払う調査料金です。広告に多く投じている会社ほど、1件あたりの料金にその分が乗りやすい構造になっています。
当サイトは検索連動型広告を出しておらず、掲載各社から広告費・掲載料・送客手数料も受け取っていません。順位は編集部の判断で、その理由を各社ページに明記しています。広告枠に出ている会社を避けるべきという意味ではありません。ただし「上に出ている=評価が高い」ではないので、料金の総額と運営会社の情報は、広告か通常の検索結果かに関わらずご自身で確認してください。
仮想通貨詐欺の調査会社を扱うランキングサイトのなかには、掲載企業からの広告費で運営されているものや、掲載企業自身の公式サイトから相互にリンクされているものもあります。実際、当サイトが調査した範囲でも、ある調査会社の公式サイトが、その会社を1位に掲載しているランキングサイトへリンクしている例が確認できました。また、まったく同じ文面の「お客様の声」が、資本関係のない複数社の紹介ページに掲載されている例もありました。当サイトは掲載各社から掲載料・送客手数料・広告費を受け取っておらず、評価の6軸・順位を決めた理由・一次情報で確認できた事実と確認できなかった事実をすべて公開しています。どのランキングを見る場合でも、順位そのものではなく「何を根拠に、誰が評価したのか」を確認してください。
報告書に画像や概要図が多いことは、内容の質が高いことを意味しません。被害届を提出する際、警察は申告者のスマートフォンに残っているやり取りや画面を自ら確認し、必要な範囲を撮影・記録します。つまり、詐欺師とのLINEのやり取りも偽サイトの画面も、警察側で改めて収集されます。同じ画像が報告書にも添付されていれば、ページ数は増えますが、捜査を前に進める材料が増えるわけではありません。逆に、警察が端末を見ても絶対に分からないのが「送った暗号資産がどのウォレットを経由し、最終的にどの取引所へ着金したか」です。ブロックチェーンを解析しなければ出てこない情報で、報告書の価値はここに集約されます。サンプルを見せてもらえるときは、厚さではなく、トランザクションハッシュが明記されているかを確認してください。
確認する価値があります。LINE公式アカウントには、LINEヤフーの審査を通過した「認証済アカウント」と、審査を受けていないアカウントの2種類があります。認証済アカウントは申請時に事業の実態や業種の適格性が確認されるため、誰でも即日つくれる未審査のアカウントとは前提が違います。当サイトが、公式サイトからLINEアカウントを特定できた10社を確認したところ、認証済アカウントの緑のチェックマークがあったのはCryptoTracerと千羽リサーチの2社だけでした(2026年10月3日時点)。確認は簡単で、LINEアプリでアカウント名の横に緑のチェックマークがあるかを見るだけです。各社のアカウントIDは各社ページに記載しているので、ご自身で照合できます。なお2026年4月にバッジの仕様が変わり、未審査アカウントに付いていたグレーのバッジは廃止されました。現在は「緑のチェックマークがあるか、ないか」の二択です。ただし認証済であることは運営主体の裏づけがひとつ増えるという意味であって、調査の品質や返金の可能性を保証するものではありません。
契約前に書面で確認すべき項目は6つです。調査範囲、調査手法、納品物の形式、費用総額、追加料金が発生する条件、途中解約時の返金条件です。「必ず返金できる」「当社が口座を凍結する」といった説明は、調査会社の権限を超えています。料金や調査内容が曖昧なまま契約を急かされた場合は、その場で契約しないことが重要です。
被害から何年経っていても、追跡自体は可能です。ブロックチェーン上の記録は消えないためです。ただし、資金が取引所に着金した後で既に出金・換金されていると、凍結による回収は難しくなります。「もう遅い」と諦めるより、まず資金がどこまで動いたかを確認したほうが、その後の判断がつけやすくなります。
仮想通貨詐欺は時間との勝負です。資金は数日で複数のウォレットを移動し、取引所で換金されてしまいます。 掲載12社はいずれも相談・一次調査が無料です。まずは1社に状況を伝えるところから始めてください。